音楽教室Miyakoda guitar schoolのボーカルレッスン、ボイトレ講師のLuukaです。
前回は、『ポップスの歌い方』についてお話しました。
ポップスではマイクを使い、パワフルな声、優しい声、しゃくり声、エッジボイス、裏声など様々な声を使い分け、個性的な歌い方や、曲の雰囲気に合わせた歌い方をしたり、その感情を歌にのせると言うお話でした。
どうですか?皆様、実際に歌ってみたりトレーニングをやってみましたか?
今回は、『滑舌トレーニング』についてお話していきたいと思います。
ボイトレ、ボーカルレッスン:滑舌とは
滑舌(かつぜつ)とは言葉の発音や発声が明確に、はっきりとしていて滑らかな口や舌の動きのことです。
「滑舌」と「活舌」の二通りの表記がありますが、一般的には「滑舌」が多く使われています。
かまずにテンポ良く喋る様子を「滑舌が良い」と言われます。
ボイトレ、ボーカルレッスン:滑舌が悪くなる原因
表情筋、口まわり、舌の筋力が低下すると口を上手く動かせず、滑舌が悪くなってしまいます。
現代ではメールのやり取りやマスクをする環境が増え、顔が見えない分、表情筋や口まわりの筋肉が低下してきていると耳にします。
更に日本語は他の言語と比べて、そんなに大きく口を動かさなくても発音できてしまう為、口や舌の筋肉をちゃんと使えていないことが多いとも言われています。
そして普段から猫背でいると、ミゾオチ辺りの横隔膜を圧迫し息が浅くなり、声は出しづらく、張りのない弱い声になります。
背中が丸くなっていると首が前に出てしまい、口がちゃんと開かず滑舌が悪くなってしまいます。
姿勢もとても重要なんですね。
ボイトレ、ボーカルレッスン:滑舌を良くしよう!
滑舌を良くするためには、まず姿勢を正し、表情筋や口周りの筋肉、舌を鍛えるトレーニング、
そして腹式呼吸を取り入れた発声練習が効果的です。
早口言葉や母音トレーニングなども取り入れると良いでしょう。
表情筋を鍛えれば、表情が豊かになると共に口角も上がり、自然な良い笑顔を作れ明るい印象になるのも期待できます。
喋りやすくなるので、伝えたいことが伝えやすくなったり、会話のキャッチボールがスムーズになったり、声自体に自信がつくかもしれませんね。
ボイトレ、ボーカルレッスン:滑舌トレーニング
腹式呼吸を身につける
腹式呼吸を身につけることで声量が一定になり、滑舌がよくなることに期待できます。息を吸い込む時...背中を緩め、お尻の筋肉を締めて、下腹の筋肉を前に突き出すように力を加え、その瞬間に息を吸い込みます。
息を吐く時...ゆっくり背筋を伸ばしながら、下腹で支え(重たい荷物を持ち上げるような踏ん張る力)、口の形を「ツ」にして吐いていきます。
舌のストレッチ
顔を天井に向け、舌根から口の外に舌を全部押し出すくらいの気持ちで、舌を真っすぐ天井方向に伸ばします。その下をゆっくり左右交互に伸ばします。
表情筋を鍛える
頬の筋肉トレーニング...頬に全力で力を入れてニッコリ笑顔を作ります。そして力を抜いて緩めます。
それを1セットとして10回やってみましょう。
口まわりの筋肉トレーニング...唇を前に尖らせるように力を入れます。力を入れたまま縦に開けます。
それを1セットとして10回やってみましょう。
早口言葉
いわゆる一般的な早口言葉などを始めは丁寧にゆっくりと、頬、口、舌をよく動かしながら発音します。慣れてきたら、段々早く喋ってみましょう。
テンポよく、リズミカルに発声するのがコツです。
〈例〉
生麦生米生卵
隣の客はよく柿食う客だ
など。
是非挑戦してみて下さいね♫
如何でしたでしょうか?
声の出し方には、他にも色々なテクニックがあります。
老若男女、人の骨格は様々です。
当教室では、ご要望に合わせて貴方に合ったレッスンを行なっております。
随時、体験レッスンを行なっておりますので、ご興味のある方は是非、お気軽にお問い合わせ下さい。
それでは、次回もお楽しみに♫
皆さんの声のお悩み、フラストレーションを私が解決しますので、レッスンはお任せ下さい!
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