ボイトレ、ボーカルレッスン：ミックスボイスとは？【世田谷区三軒茶屋、宮前区鷺沼、青葉区あざみ野、たまプラーザ周辺でのギター教室、ボイストレーニング、ボーカル教室はMiyakoda guitar school！～ブログページ～】

Miyakoda guitar schoolのボーカルレッスン、ボイストレーニング講師Luukaです。

前回は『地声』についてお話させて頂きました。

地声は、普段喋っている『自然な声』であり、その音域についてお伝えしました。

カラオケなどで、地声でのご自身の音域を確かめる事は出来ましたか？

今回は、よく耳にすることはあるけど、はっきりとわかりづらいもの。
『ミックスボイス』についてお話しましょう。

ボイストレーニング、ボーカルレッスン：ミックスボイスとは？

直訳すると、、、

• ミックス＝混ぜる
• ボイス＝声

と言う様に声を混ぜ合わせると言う意味ですが、一体それはどう言う事なのか？
という疑問になると思います。

早速、解説したいと思います！

どんな声を混ぜ合わせるのかと言うと、
ズバリ！！
『地声』と『裏声（ファルセット）』です。

皆さんは、歌っている時に声が引っくり返るなんて経験はした事はありませんか？

ちょっと高い音を出そうと頑張って地声で歌おうとしたけど、出なくて裏声になった、、、
なんて事ありませんか？

その原因は、喉に無駄な力が入って、声が締め付けられ、上手くコントロールが出来ない状態になっているからです。

どうすればいいかというと、単純に
『喉の脱力』が必要不可欠になります。

声帯の動き

• 首の前に向かって緩めると『低い声』
• 首の後ろに向かって張ると『高い声』

が出ます。

そのことに対して、
顔より上にイメージして高い声を出すと首の筋肉が締まってしまい、上手く声が出せないのです。

喉の力を抜くポイントとして、、、
首の後ろに手を当てて、その手に高い声を当てるイメージで発声してみてください。
喉の力が抜けると思います。

喉の脱力ができた上で、地声から裏声の間の音域が「ミックスボイス」になります。

以前のblogで、喉の脱力に関する方法として、声量を上げる方法、声帯の声の音域などお話しているので、それも是非参考にしてみて下さいね。

ボイストレーニング、ボーカルレッスン：ミックスボイスを出してみよう

では、実際に『ミックスボイス』を出してみましょう！

先ほど言ったように喉の脱力をしてください。

そのまま軽く1〜2㎜唇を開けて、『んー』と自然な地声で発声して下さい。

そこからゆっくりと声のkeyを上げていくと、声が顔面に響いて来ると思います。

更にkeyを上げて行きましょう。
眉間、おでこの辺りに響きが来た所が『ミックスボイス』になります。

感覚としては、何だか『柔らかい声』を感じられると思います。

ミックスボイスを出す時のコツは、地声のkeyを上げて行き、苦しくなりそうな所で、喉の力を抜き、少し息を混ぜる感じで発声すると上手くいきますよ。

ボイストレーニング、ボーカルレッスン：ミックスボイスの例

ミックスボイスがどのような声質か、ご自身で出してみた時にミックスボイスになってるかの参考として、いくつか例を挙げてみたいと思います。

ミッックスボイスがよく分かる代表的なアーティストさんとしては、宇多田ヒカルさん、平井堅さん、スピッツの草野マサムネさんなどがいらっしゃいます。

宇多田ヒカルさんの歌唱は、どこから裏声になるのか気付かない様な歌い方をされていますが、例えば『First Love』という曲では、サビのフレーズ『いつか誰かとまた恋に落ちても』の『落ちても』の部分がミックスボイスとして分かりやすい所になります。

平井堅さんの場合、『瞳をとじて』という曲では、サビのフレーズ『瞳をとじて君を描くよ それだけでいい』の『いい』の所がミックスボイスになっています。

スピッツの草野マサムネさんの場合、『チェリー』という曲のサビの後半フレーズ、『いつかまたこの場所で』では、『この場所で』がミックスボイスになっています。

是非参考のために聴いてみて下さいね。

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皆さんの声のお悩み、フラストレーションを私が解決しますので、レッスンはお任せ下さい！