ボイトレ、ボーカルレッスン：ミドルボイスについて【世田谷区三軒茶屋、宮前区鷺沼、青葉区、たまプラーザ周辺でのギター教室、ボイストレーニング、ボーカル教室は音楽教室Miyakoda guitar school！～ブログページ～】

音楽教室Miyakoda guitar schoolのボーカルレッスン、ボイストレーニング講師Luukaです。

前回は『ミックスボイス』についてお話させていただきました。

ミックスボイスは地声と裏声が混ざった声で、眉間、おでこの辺りに響きを感じられる声でしたね。

どうですか？実際に試してみましたか？

今回のお話は『ミドルボイス』についてお話したいと思います。

ボイストレーニング、ボーカルレッスン：ミドルボイスとは？

『ミックスボイス』＝『ミドルボイス』

であると言う説があり、音域はほぼ一緒なので、ザックリそう言った括りにされがちなのかと思いますが、、、

ちょっと違います。

その違いは、
声の張り方にあります。

「声を張る」と聞くと、何だか叫んでいるのかと思う方もいるかもしれませんが、そう言う事でもありません。

ズバリ、声帯の回りの筋肉である「声筋」の強弱です！

ミックスボイスに対してミドルボイスは、声筋を強く使っていると言えます。

ボイストレーニング、ボーカルレッスン：声筋の使い方

首の真ん中にある声帯に意識を向けましょう!

●強い声を出す時
腹式呼吸で空気を吸い込んでから、首の真ん中で息を止めて発声をしてみて下さい。
その時、首の真ん中の表面に声を当てる様に出すと、しっかりとした強い声になります。
発声の音はロングトーンで「あー」や「えー」「おー」などが分かりやすいと思います。

●弱い声を出す時
強い声を出す時と同様に腹式呼吸で空気を吸い込んでから、今度は首の真ん中は開放したまま発声してみて下さい。
息が混ざり、首や口腔内全体に広がるような、柔らかい声になります。
発声の音はロングトーンで「はー」や「ふー」「ほー」などが分かりやすいです。

ボイストレーニング、ボーカルレッスン：声の張り方で声色が変わる

イメージとしては、

●ミックスボイス→ 柔らかい声
●ミドルボイス→ 強い声

と言う感じですね。
ミックスボイスは裏声っぽさがあり、地声に少し息を混ぜる感じで喉の力を抜き、軟口蓋を中心に優しく響かせます。

それに対してミドルボイスは、地声に近い感じです。
ミドルボイスの出し方のコツとしては、しっかりと息を吸って身体の内側（インナーマッスル）を張り、下腹で支えて声を鳴らします。
ミックスボイスよりも、鼻腔共鳴をプラスα意識すると成功しやすいと思います。

身体と声の張りが大事なんですね。

ボイストレーニング、ボーカルレッスン：ミドルボイスの代表的なアーティストは？

分かりやすい代表的な女性アーティストとしては、
ミックスボイスは宇多田ヒカルさん
ミドルボイスはMISIAさん
と言う感じです。

歌唱全体的に、息を混ぜるように歌われる宇多田ヒカルさんに対して、MISIAさんは力強い歌い方をされていますね。

是非、聴き比べてみて下さい♪

レッスンでは、ご要望にお応えしその方の合ったトレーニングを行っております。
無料体験レッスンを随時実施しておりますので、ご興味がございましたら、是非お気軽にお問合せ下さいね☆

また次回もお楽しみに♫

皆さんの声のお悩み、フラストレーションを私が解決しますので、レッスンはお任せ下さい！