音楽教室Miyakoda guitar schoolのボイトレ、ボーカルレッスン講師のLuukaです。
前回は、『アイドルボイスの出し方』についてお話しました。
今回は、歌唱中に使われる『しゃくり』についてお話します。
ボイトレ、ボーカルレッスン:しゃくりとは
しゃくりとは、歌唱技術の一種で、歌唱中に本来の音程よりも少し低い音から滑らかに、本来の音程に向かって意図的に上げていく歌唱テクニックのことです。
ポップス、ロック、演歌などのジャンルで使われることが多く、カラオケでの採点機能では表現力の加点対象にもなっていますね。
ボイトレ、ボーカルレッスン:しゃくりの効果
しゃくりを使うことで、深みや渋みといったニュアンスを加えることができ、より一層、豊かな感情表現をすることができます。
しゃくり方にも、速度の加減でまたニュアンスが変わります。
こういった効果を取り入れることで、単調な歌唱を避けることもできます。
ボイトレ、ボーカルレッスン:しゃくり方の注意点
しゃくりの使いすぎ
カラオケ採点で加点対象になるからといって、しゃくりを使いすぎるのはまた違います。しつこく、くどく聞こえたり、音痴に聞こえてしまったり、実際に音程が外れてしまうこともあるため、曲調をちゃんと考えて適切に使いましょう。
力まない
喉に余計な力が入っていると、しゃくりを入れたときに本来の音程まで声が届かずフラットのままになってしまい、結果的に音程が外れてしまいます。喉はリラックスさせることを心がけましょう。
ボイトレ、ボーカルレッスン:しゃくりの練習
音を繋げる
まずは「あ」の発音で、「ド」から「ミ」の間を滑らかに繋げるように、まずはゆっくりと声を出してみましょう。「ド」から「ミ」に、ちょっとずつのぼっていくようなイメージで行うと良いと思います。
慣れてきたら段々速度を速めていきましょう。
同じ要領で「ド」から「レ」、「ド」から「ド♯」といった形で試していきましょう。
子音と母音
例えばしゃくりたい部分が「か」であるならば、「かー」と伸ばした母音の「あ」を強調して発声することを意識しましょう。如何でしたでしょうか?
声の出し方には、他にも色々なテクニックがあります。
老若男女、人の骨格は様々です。
当教室では、ご要望に合わせて貴方に合ったレッスンを行なっております。
随時、体験レッスンを行なっておりますので、ご興味のある方は是非、お気軽にお問い合わせ下さい。
それでは、次回もお楽しみに♫
皆さんの声のお悩み、フラストレーションを私が解決しますので、レッスンはお任せ下さい!
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