音楽教室Miyakoda guitar schoolのボイトレ、ボーカルレッスン講師のLuukaです。
前回は、『歌う時の緊張克服方法』についてお話しました。
歌う時の緊張やあがり症を克服するには、身体のリラックスと心の在り方が大事、その方法をお伝えいたしましたね。
是非、カラオケやオープンマイクのイベントなどで実践してみて下さいね。
今回は、『歌う時に声が震える原因と改善法』についてお話します。
ボイトレ、ボーカルレッスン:歌う時に声が震えるとは
歌唱時にテクニックとして使うビブラートとは違い、声が震えてしまい、更には声がひっくり返ってしまったなんて経験はありませんか?
そういった原因は特に、喉への力み、不安定な息使い、心理的な緊張や不安などが要因です。
改善をする為に、まずは首や肩、舌と喉周りの緊張をほぐすストレッチと、声を安定させる呼吸法から始めましょう。
ボイトレ、ボーカルレッスン:声が震える主な原因
喉の力み
喉に無駄に力を入れて歌うと声そのものの声帯が圧迫され、息のコントロールが上手くいかず、声が震えやすくなってしまいます。
息のコントロール不足
声を出すためには息の量が必要です。
息を吸うこと自体を忘れて声を出してしまったり、息を吐く量がバランスよくある程度一定でないと、声が不安定になり震えてしまいます。
無理な発声
無理に高い声を上に向かって喉の力だけで出すと、声帯に過剰な負担をかけてしまい、声が震える原因になります。
心理的な緊張や不安
心理的な緊張からくる「頑張る」「一生懸命」な気持ちで上手く歌おうと難しく考え過ぎたり、不安感が邪魔をして直接的に喉を締め付ける原因になり、声が出しにくくなることがあります。
ボイトレ、ボーカルレッスン:声の震え改善法
腹式呼吸
声を安定させるためには、腹式呼吸を習得することが大切です。
分かりやすくいうと、腹式呼吸は息を吸うときにお腹が膨らみ、吐くときにお腹がへこむことを意識して呼吸して下さい。
●息を吸い込むときは、少し猫背のような形で背筋を緩める。
●息を吐く時は、下腹の丹田で支えながらゆっくりと背筋を立てていく。
背中呼吸
更に、腹式呼吸で息を吸い込むときに、お腹と同時に背中も膨らませる意識も加えて下さい。
そうすることで横隔膜も広がって背中呼吸となり、安定した息のコントロールが可能になります。
ストレッチ
単純に身体が凝り固まっていると、声は出しにくいです。
声を出す前に、肉体の凝りや緊張をほぐしましょう。特に首肩のストレッチ、舌のストレッチが大切です。
「舌のストレッチ」
天井に顔を上げて、舌根から舌をぜんぶ口から出す位の気持ちで、天井に向かって思い切り伸ばしましょう。
続いて舌を左右上下にゆっくり伸ばしましょう。
喉が上に引っ張られている感覚があれば、しっかりと伸びています。
あくびの形と舌根の安定
舌の付け根である舌根が安定することで、声の安定に繋がります。
息を吸い込む際、あくびをするように喉の奥を広げます。喉の奥を広げたままロングトーンで声を出してみましょう。
段々と慣れてきたら、喉の奥を開けたまま一瞬で息が吸えるように練習していきましょう。
練習法としては、「ハッ」とビックリ、驚いたようなイメージで吸うことです。
如何でしたでしょうか?
声の出し方には、他にも色々なテクニックがあります。
老若男女、人の骨格は様々です。
当教室では、ご要望に合わせて貴方に合ったレッスンを行なっております。
随時、体験レッスンを行なっておりますので、ご興味のある方は是非、お気軽にお問い合わせ下さい。
それでは、次回もお楽しみに♫
皆さんの声のお悩み、フラストレーションを私が解決しますので、レッスンはお任せ下さい!
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